エルゲネコン組織の存在を信じますか?―A&G社世論調査結果
2009年07月04日付 Milliyet 紙
A&G社がおこなった世論調査によれば、2008年8月に「エルゲネコン組織の存在を信じる」という人の割合は74.7パーセントあったが、この割合は2009年6月には53.8パーセントに下落した。
A&G社がおこなった世論調査によれば、この10ヶ月でエルゲネコン組織の存在を信じる人の割合は明らかに少なくなった。
2008年8月に「エルゲネコン組織の存在を信じる」という人の割合は、74.7パーセントであったが、今年1月には61.7パーセントへ、6月には53.8パーセントへ下落した。(捜査)過程が「司法の枠組みの中で進んでいる」と考える人の割合もまた23.3パーセントにとどまった。トルコの7つの地域の33の県で6月6日と7日の間に行なわれた調査は、エルゲネコン組織の存在を信じる人が減少し、「エルゲネコンは存在しない」という人が増加したことが明らかとなった。2008年8月に国民の14.8パーセントがエルゲネコンを信じないと話す一方、この割合は今年1月に20.3パーセントへ、6月には27.6パーセントへと上昇した。
調査によれば、男性は女性よりもエルゲネコンの存在より信じている。18-27歳の若者もまた、全体の平均よりも、エルゲネコンを信じていないことが明らかとなった。教育の程度の高さに比例して、エルゲネコン(の存在)を信じない割合が増加している。
■公正発展党(AKP)と民主市民党(DTP)は信じる
今日、選挙なら公正発展党へ投票すると話す人の70.3パーセント、民主市民党支持者は68.8パーセントがエルゲネコンの存在を信じている。エルゲネコン(の存在?)を信じるという共和民主党(CHP)支持者の割合は34.8パーセント、民族主義者行動党(MHP)支持者では46.3パーセント程度で、共和民主党支持者の50パーセントが「エルゲネコンは存在しない」としているが、この割合は公正発展党支持者では11パーセント、民族主義者行動党支持者では39パーセント、民主市民党では、21パーセントとなる。
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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:16865 )