牢獄のオジャラン、民主市民党(DTP)を批判「サッカーチームすら、ない」
2009年07月04日付 Milliyet 紙

テロリストのアブドゥッラー・オジャランは、民主市民党を、「地域のサッカーチームすらうまくつくれないでいる」と批判した。

弁護士たちと毎週の定期面会を行ったオジャランのコメントがフラト通信社で公開された。以前の面会で、テロ組織のクルド労働者党(PKK)と民主市民党(DTP)を「自分が言ったことを実践できていない、私のことを理解していない」と批判したオジャランは、「公正発展党でさえ私の考えを利用している」と述べた。オジャランは、「公正発展党は経済的パワーを持っている、政治的パワーもあるが、一方で、300の教育組織を持っている。公正発展党は私の考えは使っているが、うちの連中はというと、私の考えを使っていない。地域のサッカーチームすらうまくつくれないでいる。女性で構成されたフォークダンスチームはあるか、演劇グループはあるだろうか。これらは民主的活動である。クルド人のスポーツや、フォークダンス、演劇がなければならない。これを達成できているだろうか。もっとまじめに政治をやってもらいたい。」と語った。

■解決しければ手を引く

以前のコメントで8月にクルド問題の解決に対する道筋を提案すると説明していたオジャランは、「もっと先で、民主的な拡大や、ステップを踏まざるを得ない。これを民主的交渉と言っている、それは正しい。クルド人たちとの話し合いを怖がるべきではない、我々は共和国の価値観に反対ではない。話し合いが始まったら、組織は私に従うだろうと考えている。解決策が進展しないときには、撤退する。」と述べた。

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( 翻訳者:山口真奈 )
( 記事ID:16869 )