歌手ビュレント・エルソイ、ファンと喧嘩で警察沙汰
2009年07月11日付 Milliyet 紙


ビュレント・エルソイはアンタリヤで、「君(sen)」と声をかけてきた13歳のファン、セヴィル・オズカイさんにサインをあげず、「私には『あなた(siz)』といいなさい。」と言った。セヴィルさんの母のファトシュ・カラとその友人のヤーセミン・テュズンの2人と、ビュレント・エルソイの間で口論となった。事件はまもなく大喧嘩となったために警察沙汰となり、エルソイとその相手側は事情徴収された。
 
昨日23時頃、アンタリヤのララ地区にあるアララ・レストランでグループで食事をしていたビュレント・エルソイのそばに来たセヴィル・オズカイさんは、「私に、君のサインをください。」と言った。これに対してビュレント・エルソイが、小さなファンに向かって「君じゃなくて『あなた』といいなさい。」と注意すると、セヴィル・オズカイさんは「ごめんなさい。あなたのサインをください。」と依頼を訂正した。ビュレント・エルソイは「よくできた。これからは、こうしなさい。」と言い、今度はサインをあげなかった。

一部始終を自分のテーブルから見ていた、セヴィル・オズカイさんの母でアンタリヤ出身のモデルであるファトシュ・カラとビュレント・エルソイの間で口論が始まった。口論にはカラの隣に座っていたモデル友達のヤーセミン・テュズンも加わった。口論はすぐに大喧嘩に発展した。事件に、レストランにいた両者の友人たちも加わり、大きな騒ぎが起こった。
 
■警察は、催涙ガスを使用

事件現場に呼ばれた警察はファトシュ・カラとヤーセミン・テュズンをなかなか取り押さえることができず、催涙ガスを使った。喧嘩をなんとか鎮めた警察は、ビュレント・エルソイをララにある社会支援警察事務所に、ファトシュ・カラとヤーセミン・テュズンをデミルカラ警察署に連行した。

互いに相手が悪いと訴える両者の事情聴取がなされた。夜遅くに警察署から出たビュレント・エルソイは、記者に何もいわずララにある家へ帰った。

ファトシュ・カラは、離婚した前の夫との間の娘に対し、エルソイが意地悪な行動をしたと言い、「サインを欲しがった娘の言い方が気に入らなかったみたい。娘は訂正したのに、『どっか行け』というような言葉を使った。これをみて、頭にきました。有名な歌手が小さなファンに対してこんな風にふるまうなんてありえないでしょう。私たちは彼に対して文句を言いました。彼も私たちに文句があったみたい。」と語った。

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( 翻訳者:南澤沙織 )
( 記事ID:16927 )