エルドアン首相、ラビア・カーディルをめぐるMilliyet紙の報道を批判
2009年07月12日付 Yeni Safak 紙
公正発展党(AKP)のレジェプ・タイイプ・エルドアン党首は、世界ウイグル会議の代表者であるラビア・カーディル女史が2006年にトルコに入国していないことを明らかにした。
AKPアンタリヤ県支部第3回通常会合において話をしたエルドアン首相は、今日(12日)にいくつかの新聞で、「世界ウイグル会議代表のラビア・カーディルは、2006年にトルコへ入国していた、そして、ヤロヴァでの演説によってトルコへの入国を禁止されていた」という内容の記事について言及した。
新聞名を挙げながら話したエルドアン首相は、新聞の見出しに「ウイグル・トルコ人(訳注:トルコではウイグル人がトルコ系であることからウイグル・トルコ人と呼称することが多い)であるラビア・カーディルは2006年にヤロヴァで演説をした。この演説のため、彼女にはビザが発行されなかった」と書いてあると話した。
今朝(12日)、外務省が彼女に尋ね、事実確認をしたと述べるエルドアン首相は、「ラビア・カーディルさんは2006年にトルコへ入国していませんし、
ヤロヴァでこのような演説もしていないとのことです。1990年代に入国していますが、そのときは実業家としてでした。(このような報道は)とても無礼なことでしょう。私は外務省に、『然るべき否定声明を出すように』と申し付けました。外務省はこの問題を調査しています。私たちにとってこの問題は、繊細であり重要な問題です」と語った。
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( 翻訳者:西山愛実 )
( 記事ID:16931 )