同化策をやめよ:エルドアン首相、中国政府に向け発言
2009年07月12日付 Hurriyet 紙

タイイプ・エルドアン首相は(公正発展党の)エルズルム県党大会で中国に対し呼びかけを行い、「この同化策で得るものは何一つない。これらをやめなさい」と語った。またエルドアン首相は、ジェマル・ギュルセル体育館での会合で次のように述べた。

虐殺、人権侵害、罪のない一般市民の権利剥奪をしておきながら、どんな国家、どんな社会も平和や安定、信頼にたどり着くことはあり得ない。このような同化策をしようとする中国政府に我々は言う、この同化策で得るものは何一つない。これらをやめなさい。我々が中国政府に要求するのはこのことだ。このような残虐行為にたいしては、相手がウイグル人であっても中国人であっても、我々は決して大目に見ることはできない。ウイグル人の経験した苦しみは我々の苦しみである。かの地にくらす我らが同類の者たちや同胞のため、外交のなかで、国際法の枠組みの中で、そしてわれらが立っているあらゆる基盤の上で、我々は我々がなすべきことをおこなうつもりであり、世界中の人々の心にそして世界各国に、この問題に対して敏感であるよう訴え続けるつもりである。

■「英雄的行為はするな、行動を起こせ」

MHP(民主主義行動者党)のバフチェリ党首へ、思えばあなたは昔中国に旅行に行きましたね。その旅行の時、そこで、問題はおこっていた。それなのに今になって気前よく口約束をばらまいている。ウイグル大学では50年間ウイグル語で教育がなされていたのに、あなたがそこへ旅行に行った時、その時期にウイグル語は禁止された。私は聞きたい、あなたは何をしたのですか?当時あなたは副首相でしたね、何か声を発しましたか?今になって、立ち上がって英雄的行為をしたようですが、我々に対して英雄的行為はしないでいただきたい、それよりも行動を起こしてください、行動を。

■野党は正々堂々と戦っていない

3月29日の地方選挙後、野党は正々堂々と戦っていない。言うのがはばかられるような言葉や言い方でこの国の首相をどんな風に侮辱してきたのか、おわかりでしょう。7年間に渡り、トルコのあらゆる国益となるものに反対してきた。シリア国境で地雷除去をし、土地を獲得させましょうと言ったのに、それにも反対した。「政府はイスラエルに土地をやろうとしている」と語った。「中傷せよ。もしだめでも効き目は残る」というロジックでこうした発言をしてきた。まず(賛成の)サインをして、そのあとで反対に回るのだ。夜中の圧力だ、と彼らは言っている。では、あなたの議員達は夜中にあの議会でなんの仕事をしているのだ?

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( 翻訳者:猪股玲香 )
( 記事ID:16932 )