エジプト検察、マルワさん殺害事件でドイツ側と協議
2009年07月09日付 Al-Ahram 紙

■検事総長、マルワ・シャラビーニー殺害事件の捜査に着手
■ドイツ検察は犯人に、故意の殺人容疑を適用

2009年07月09日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

【カイロ:アフマド・ムーサー】

およそ1週間前、マルワ・シャラビーニーさんが過激なドイツ人によって殺害された事件について、アブドゥルマギード・マフムード検事総長はより詳しい調査を命じ、ドイツ司法が行っている捜査 の状況と、これまでに講じられた措置について調べるため、ヤースィル・リファーイー検事正 をドイツに派遣した。

また同検事総長は昨日、ザクセン州検事総長のヴェルステン・クラウス氏に電話連絡し、エジプト検察の代表を送ってこの犯罪の捜査の行方を見届けさせると共に、被告人の裁判の傍聴を求める旨、通知した。

ドイツ側の検事総長はこの電話連絡の際、「エジプト国民のマルワ・シャラビーニーさんの権利が失われることはない。ドイツ検察は捜査終結のために最善を尽くし、この事件のために行われた捜査の詳細を、エジプト検察側に報告する」と明言した。

(後略)

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( 翻訳者:松屋直子 )
( 記事ID:16952 )