高等教育機構のユスフ・ズィヤ・オズジャン理事長は、学生選抜試験での係数の格差が廃止されると明らかにした。
高等教育機構のユスフ・ズィヤ・オズジャン理事長は、職業高校に対する係数の格差が廃止されることになるだろうと述べ、中等教育の成績が持つ、学生選抜試験への影響を最小に抑えようと望んでいると話した。
高等教育機構にて新聞記者らの質問に回答したオズジャン理事長は、高校における大学入学資格のシステムが有益になると信じているとし、「こういった試験が設けられれば、高校での教育はより意味のある形で行われる」と話した。こういったシステム(の導入)により高校で何が教育されるか、実に正確に量ることができようとし、新たな大学入学システムでは係数のような仕組みはなくなるだろうと述べた。
同理事長は、「私はあまり詳細に触れることはしないが、その種の事柄からかけ離れた試験システムとなるだろう。(係数)廃止に近い状況が起こり得る。つまりもはや古い障害はなくなるだろう、新たなシステムでは」と話した。同理事長は、高等教育機構理事会が、来週行われる会議にて大学入学の新システムの詳細について話し合うため召集され、係数問題がそこで話し合われるだろうとも話した。
イマーム・ハティプ高校を含む職業高校卒業者らは、(高校での)自身の専攻外の専攻を(大学で)選択した場合、低い係数点が掛けられていた。新システムと同時に学生の点数において専攻を理由とする不利な状況はなくなるだろう。
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( 翻訳者:岩根匡宏 )
( 記事ID:16958 )