ダヴトオール外相の「高級」住宅賃貸問題で、外務省釈明
2009年07月16日付 Yeni Safak 紙
外務省は、アフメト・ダヴトオール氏が家賃2万ドル(約187万円)もする豪邸を賃貸したという報道について記者発表を行なった。記者発表によると、この住宅は現役外務大臣であるため必要であるとしている。
外務大臣公邸は、元外務大臣たアリ・ババジャンの時代も大統領アブドゥッラー・ギュルによって使用されていた。建物の使用権は、最近行われた申し合わせにより大統領府に委譲された。
外務省が行なった記者発表では、外務大臣公邸が、晩餐会、要人へのもてなしや招待といった国を代表する外交活動の最も重要な要素のひとつであるとし、「この問題に関し、その必要性が外務省により提起され、再度必要な調査を行なった結果、本物件の賃貸の決定を行なった」と述べられた。
物件を賃貸する期間については、公的機関の賃貸方法にのっとり、法的に必要な手続きを行なったとする外務省は、アフメト・ダヴトオール外相が、任務の期間中、公的な資源を使うことに繊細な配慮をしており、この振る舞いは今後も続くと主張した。
ダヴトオール氏は、首相府首席補佐官の任務を行なっていた期間には、他の首相府官僚も使用している官舎に住んでいた。外務省の記者発表では「外務大臣は現在も当該の官舎に居住しており、外務大臣に任命された直後に、新しい家を求めたわけではない」という。
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( 翻訳者:近岡由紀 )
( 記事ID:16966 )