来年の大学学生選抜試験の日程は?
2009年07月22日付 Milliyet 紙

大学入試センター(ÖSYM)理事ウナル・ヤルマアン教授は、高等教育進学試験(YGS)が4月前半に、学部選抜試験(LYS)は6月後半の1回または2回の週末に行われることを明らかにした。

ウナル・ヤルマアン教授は大学入試に関する新システムの詳細を説明するため高等教育機構(YÖK)で記者会見を行い、すでに決定済みの2段階方式に基づき、一次試験である高等教育進学試験は4月前半に行われると明らかにした。

ヤルマアン教授は、試験ではトルコ語、基礎数学、社会科学、理科が問われるとし、「この試験は共通のカリキュラムに関わる試験となります。つまり、すべての種類の学校で教えられている授業に関する問題が問われます。ちょうど現在の2009年試験における最初の4つの試験と同じです」と述べた。同教授は試験で1冊の問題冊子と1枚の解答用紙が使用されると明らかにした。

高等教育進学試験の結果、6種類の分野得点が算出されると説明したヤルマアン教授は、これまでは、理系1、文系1、理系・文系均等比重(EA)1の3類の分野得点であったことに触れた。同教授は、理系1の代わりにYGS1とYGS2、文系1の代わりにYGS3とYGS4、理系・文系均等比重(EA)1の代わりにYGS5とYGS6が使用されると述べた。新しい分野得点間の違いについて、ヤルマアン教授は、YGS1では基礎数学がYGS2では理科が重点が置かれると述べた。

同教授は「2009年に理系1により入ることができた学科の一部はYGS1により入学することができます。また一部の学科にはYGS2により入ることができます」と述べた。

高等教育進学試験の部分得点の比重について説明したヤルマアン教授は、各部分得点は、最低100点、最高は500点として計算されると述べた。

ヤルマアン教授はこの試験で獲得される点数から、3つの基準点が割り出されると明らかにし、「1つ目は大学への予備教育基準点1。この点数以上得点した受験者は大学の予備教育と通信教育を選択することができます。今年のこの点数は145点です。2つ目の基準点により、受験者は二次試験を受験する資格を得ることができます。3つ目の基準点は4年生大学を選択するときに使用されます」と述べた。

同教授は高等教育機構の中央委員会が今後、基準点を明らかにするという決定を下したことに触れ、基準点は遅くとも秋に出る2010年大学学生選抜試験(ÖSYS)ガイドブックで明らかにされると述べた。

■二次試験

学部選抜試験(LYS)が6月後半の1回または2回の週末に行われることを明らかにしたヤルマアン教授は、(1週になるか、2週になるかは)これから行われる世論調査と、受験生を対象にしたアンケートを行い、その結果明らかにされると述べた。

同教授は学部選抜試験で数学、理科、文学、地理、社会科学、外国語の試験が行われると述べ、試験では別々の問題冊子が使用されるが解答用紙は共通であると述べた。

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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:17010 )