■ムーサヴィー氏、テヘラン中心部で何十万人にも及ぶ抗議デモを率いる
■アフマディーネジャード派と改革派の衝突で、デモ参加者1名が死亡

2009年06月16日付アル・アハラーム紙（エジプト）HP1面

【テヘラン：通信各社】

イランの街頭での状況が無秩序化することへの不安と国際的な批判の中、昨日、イランの通りでは大規模な デモが巻き起こり、マフムード・アフマディーネジャード支持派と反対派が衝突した。今回落選した改革派のミール・ホセイン・ムーサヴィー候補の支持者数十万人が首都テヘランの街頭に繰り出し、今回の選挙でアフマディーネジャード氏が再選したことに対する抗議を行った。

昨日午後からのデモは平和的に始められた。イラン治安当局の推計 によれば参加者は約百万人に達し、アフマディーネジャード大統領に対する批判を繰り返し叫んでいた。その後まもなく、ムーサヴィー派とアフマディーネジャード派が衝突。デモ終了時には発砲により参加者1名が死亡したほか複数名が負傷していた。

（後略）

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（ 翻訳者:加瀬冴子 ）
（ 記事ID:17018 )