トルコのクルド問題解決策をめぐる土・米・イラク3カ国会議、28日開催へ
2009年07月25日付 Yeni Safak 紙
トルコ内務省のベシル・アタライ大臣は、トルコ・アメリカ・イラクの各関係者が、7月28日火曜日に、テロについての話し合う、と述べた。会議では、政府がクルド問題の解決に関して進めてきた新しい政策についても話し合われることになっている。
ベシル・アタライ内務大臣は、テロとの闘争という名目で編成された3ヵ国による組織が、7月28日火曜日、トルコで会議を開く、と述べた。アタライ内相は、公正発展党(AKP)協議会終了後、新聞記者の「クルド問題解決のための解決策は、どの段階ですか?」という質問に対し、「取り組んでいます、継続しています」と答えた。アタライ内相は、他の質問を受けて、「3ヵ国組織をあなた方も知っているでしょう。アメリカ・イラク・トルコの3ヵ国組織があります。その会談が、7月28日火曜日、トルコで行われる予定です。会談の話題は専らテロ、テロの各側面です」と話した。
政府が、2003年から今日までクルド問題の解決に対して行ってきた政策は、今夏新たな段階に達すると見込まれている。先日、「クルド問題解決のための歩みを開始した」と述べたエルドアン首相は、この件は内務省が担当になったと説明していた。
■武力を使わないで解決
3ヵ国組織の今年初の会談が、7月28日火曜日に行われる。会議では、主にPKK(クルド労働者党)のテロが取り上げられる予定であり、30年間続いているこの問題を、武力を使わずにどう解決するかが議論される。内務省筋から得た情報によれば、解決策は、まず北イラクのキャンプ問題の解決から着手される。山に身を潜めるテロリストたちに武器の放棄させるため、特にその地域内の、経済・政治・社会・文化的状況が議論される予定だ。会議では、政府がクルド問題の解決に向けて進めてきた新たな政策についても、話し合われることになっている。
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( 翻訳者:津久井優 )
( 記事ID:17031 )