元民主主義党(DEP)の国会議員レイラ・ザナ被告に対し、ロンドン大学東洋・アフリカ研究学院(SOAS)で行った講演を理由とし、1年3ヶ月の実刑判決が下された。
元民主主義党の国会議員レイラ・ザナ被告は、イギリスのロンドン大学東洋・アフリカ研究学院で行った講演のなかで、「テロ組織のプロパガンダを行った」という罪で起訴された。同被告に対し、1年3ヶ月の懲役刑が科せられた。
ディヤルバクルの第4重罪裁判所で行われた裁判に、未拘束のレイラ・ザナ被告は出席せず、弁護団のジェッバル・レイガラ弁護士、メラル・ダヌシュ・べシュタシュ弁護士およびハイレッティン・ギュゼル弁護士が出席した。被告側の弁護団は、ザナ被告が行った講演はプロパガンダには当たらないこと、これは推測に過ぎないと主張し、ザナ被告に対し無罪判決を求めた。
裁判官たちは休憩後に、ザナ被告の行為は、「テロとの闘争法」の第7条第2項の「テロ組織のプロパガンダを行うこと」という罪に当たるとして1年6ヶ月の実刑判決を下した。しかし、その後、裁判官たちは被告の審議における態度を考慮にいれ、刑を1年3ヶ月に引き下げた。
原告側は、被告レイラ・ザナの行為は、「テロとの闘争法」の第7条第2項の「テロ組織のプロパガンダを行うこと」という罪に当たるとして懲役5年を求刑していた。
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( 翻訳者:高岡望結 )
( 記事ID:17058 )