作家デミルタシュ・ジェイフン死去
2009年07月29日付 Hurriyet 紙

トルコ文学において大きな損失…作家デミルタシュ・ジェイフン氏が死去した。大御所作家は、ここのところドイツ病院で治療を受けていた。

ドイツ病院の書面による発表により、ジェイフン氏は、「肺炎」(肺尖炎、肺尖部肺炎)と診断され、28日前にドイツ病院の集中治療室に運ばれ、今日(29日)午後3時に死亡したことが明らかになった。

発表によると、治療期間中、ジェイフン氏は一時回復したものの、二次感染によって多臓器の機能不全が拡大したという。

■数多くの傑作

デミルタシュ・ジェイフン氏は1934年にアダナで生まれた。1959年、イスタンブル国立芸術アカデミー建築科を卒業した。

ジェイフン氏は、概して社会問題が吟味されるように向けた作品を書き、1955年、雑誌『イェニ・ウフックラル』で処女作となる物語の発表を始めた。初期には個人的な問題についての作品を生み出したジェイフン氏のものの見方、性的・精神的問題への独特なアプローチが注目された。しかしその後、ジェイフン氏は、現代の問題に重きを置き、社会的真実の根源に迫る分析によって、近年様々な人に知れ渡るようになった。

ジェイフン氏は、1970年小説『アジア』でトルコ公営放送(TRT)賞、1973年『チャマサン』でサイト・ファイク物語賞を受賞した。

また、子供向けの物語『雄鳥の鏡』もある。デミルタシュ・ジェイフン氏は週刊雑誌『アイドゥンルック』でコラム執筆をしていた。

ジェイフン氏の主な作品を以下に挙げる。
『アパート』『ああ我々放浪者』『万歳、アズィズ・ネスィン』『ああ我々黒髭トルコ人』『トルコ文学におけるアナトリア』『熊の跡:9月の物語』『焼かれるはずの男アズィズ・ネスィン』

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( 翻訳者:三村麻衣 )
( 記事ID:17064 )