NATO賢人委員会に、トルコ人メンバー任命へ
2009年07月30日付 Hurriyet 紙

トルコの反対の後、議論の中でNATO事務総長に選ばれたアナス・フォー・ラスムセン元デンマーク首相は、トルコ人が「NATO賢人委員会」のメンバーになることを承認した。その人物は、退任した大使のウミト・パミル氏であることが判明した。パミル氏の任務は公式に8月3日に表明される。

昨日(29日)ブリュッセルで開催された式典で任務を公式に終えたヤープ・デ・ホープ・スヘッフェル事務総長は、先月トルコに別れの訪問をした際にこの方向で提案をした。外務省も「NATO賢人委員会」にパミル氏を推薦した。

■ 故エジェヴィトの顧問だった

パミル氏は、ビュレント・エジェヴィト元首相の外交政策担当の首席顧問を務め、2004年から2006年までの間トルコのNATO常駐代表として任務を務めたあと退任した。ラスムセンNATO新事務総長は、パミル氏を含む12人からなる委員会と、NATOの拡大発展のテーマで密接な協同をおこなうことになるだろう。賢人委員は、自国を代表することはないだろう。

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( 翻訳者:小松裕美子 )
( 記事ID:17073 )