ミッチェル米中東和平特使が中東歴訪、ダマスカスでシリア大統領と会談
2009年07月27日付 al-Quds al-Arabi 紙

■ アメリカ、中東の安定に向けたシリアの役割の重要性を強調
■ ミッチェル特使、アサド大統領にイスラエル・パレスチナ間協議への協力を求める
■ イスラエル政府、ミッチェル特使の訪問を前に西岸地区で入植地拡大

2009年07月27日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面

【ダマスカス、エルサレム:諸通信社、カーミル・サクル(本紙)】

 アメリカのジョージ・ミッチェル中東和平担当特使は昨日日曜の夜、中東歴訪の一環としてカイロに到着した。今日にはホスニー・ムバーラク大統領との会談が予定されている。

 ミッチェル特使は昨日、カイロ到着に先立ち、テルアビブでイスラエルのエフード・バラク国防相と会談し、その後「アメリカは包括的な中東和平の達成を決意している。包括的な和平とは、イスラエル・パレスチナ間、イスラエル・シリア間、イスラエル・レバノン間の和平と、[イスラエルと]全中東諸国との正常な関係の樹立である」と述べた。またイスラエル国防省の声明によるとミッチェル特使は、「これはバラク・オバマ大統領本人の見解だ」と述べた。ミッチェル特使は昨日朝、ダマスカスでシリアのバッシャール・アル=アサド大統領との「率直で前向きな」会談を終え、午後にイスラエルに到着した。

 シリアで会談が行われる一方で、イスラエル政府は昨日、ヨルダン川西岸地区の入植地建設と開発の新たな資金の投入を承認し、イスラエル右派団体2団体が今後2日間のうちに西岸地区に新たな入植地11ヶ所を建設する意向を表明した。

 アサド大統領は昨日日曜日の朝、ミッチェル特使との会談で、中東和平と2国間関係の展望について協議した。アサド大統領は、国際的な取り決めや国連決議、領土と和平の交換の原則を拠りどころする包括的かつ公正な和平の実現を通して、アラブが被占領地を取り戻す権利を支援してゆくという国民的な不変の立場を強調した。

(後略)

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( 翻訳者:桑山沙央里 )
( 記事ID:17103 )