「セダーイェ・エダーラト」紙、プレス監視委員会によって発行停止に
2009年07月28日付 E'temad-e Melli 紙

「セダーイェ・エダーラト」紙がイマーム・ホメイニーを侮辱した容疑で、プレス監視委員会の決定により、出版物発行許可の権利を停止された。

 プレス監視事務局の通達には、次のようにある。「今年のモルダード月4日〔西暦7月26日〕付セダーイェ・エダーラト紙第2229号の第9面に掲載された内容は、イラン・イスラーム共和国創始者であるイマーム・ホメイニーの神聖なる御前に対する明白な侮辱であり、イスラーム共和国体制の基礎を疑問視するものである。これは出版法第27条、ならびに同法第6条第1節及び第7節に抵触する」。

 同紙は、大統領選挙でミール・ホセイン・ムーサヴィー氏を支持していた。また同紙は、強要された戦争〔=イラン・イラク戦争〕で約10年間にわたりイラクで捕虜とされ、その後イランに生還した経歴があるモスタファー・キャッザーズィー氏によって運営されていた新聞である。なお、キャッザーズィー氏は、最高指導者専門家会議の元議員ハーシャムザーデ=ハリースィー氏の娘婿である。

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( 翻訳者:塩尻菜穂子 )
( 記事ID:17113 )