受理された第三訴状では以前の訴状と同じように多くの有名人の名が被疑者として挙げられている。
第三訴状では元国家安全保障評議会(MGK)議長トゥンジェル・クルンチュ、元高等教育機構(YÖK)理事長ケマル・ギュルズ、バシケント大学学長メフメト・ハベラル、ジャーナリスト/コラムニストのヤルチュン・キュチュクも被疑者として挙げられた。元トルコ金属組合会長ムスタファ・オズベキ、元特殊部隊局副局長イブラヒム・シャーヒン、元19マユス大学学長ルザー・フェリト・ベルナイ、元参謀本部司法顧問ムヒッティン・エルダル・シェネル退役少将、ミュニュル・ケマル・ヤヴズ退役大将、ムスタファ・ドンメズ中佐、ジャーナリストのエンギン・アイドゥン、イスタンブル大学元教官エロル・マニサル教授といった有名人の名が被疑者として挙げられている。
■誰にどのくらいの刑罰が要求されるのか
裁判所で受理されたエルゲネコン第三訴状では、拘留中でない被疑者のうち元国家安全保障評議会(MGK)議長トゥンジェル・クルンチュには25年から49年、元高等教育機構(YÖK)理事長ケマル・ギュルズには18年6ヶ月から35年6ヶ月、ケマル・ヤヴズ退役大将には12年から27年の刑罰が要求された。
訴状では、拘留中でない被疑者の元高等教育機構(YÖK)理事長ケマル・ギュルズに対し「武装テロ集団の組織と運営、国家安全保障に関する機密文書の入手」という罪で18年6ヶ月から35年6ヶ月の刑罰が要求された。
拘留中でない被疑者の元国家安全保障評議会(MGK)議長トゥンジェル・クルンチュに対し「武装テロ集団への参加」「国家安全保障に関する機密文書の入手」「公開が禁止された機密情報の入手」「国家安全保障に関する機密文書の破棄、目的外での使用、それらの騙取、窃盗」という罪で刑罰が要求されており、拘留中でない被疑者ミュニュル・ケマル・ヤヴズ退役大将に対しては「武装テロ集団への参加」「国家安全保障に関する機密文書の入手」という罪で12年から27年の刑罰が要求されている。
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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:17126 )