トルコ人の夏休み調査―平均12日
2009年08月08日付 Zaman 紙

マスターカード社がおこなったマスターインデックス調査によれば、トルコ国民の64パーセントが今年夏休みを取った、あるいは取る予定である。

マスターカード社がトルコの都市部人口を代表する11県の県都において1000人を対象に7月におこなったマスターインデックス調査のデータによれば、夏休みを取った人たちが優先的に選択したのは、親類あるいは知人の許に行くこと、あるいは家で過ごすこと、であった。

報告書では、休暇のショッピングのため、優先的に訪れたショッピングセンターは地域のバザールと大ショッピングセンターであり、トルコ国民の平均的な休暇を過ごすための予算は656コリラ(日本円約42,700円)であったことが明らかにされた。

夏には、わずか8%の人が、一ヶ月かそれを超える休みもとるトルコにおいて、平均的な夏休み期間は12日間であることが明らかにされた。

報告書は、マスターインデックスの調査で、夏休みはあなた自身にとって何であるかという質問に対し、トルコ国民の41パーセントが「海、太陽、砂浜」と答えたということを明らかにした。また、調査によれば、休日をとった15-54歳のグループが優先したのは、親類あるいは知人の許に行くことであり、55―65歳のグループの第一選択肢は、家で過ごすことであったとした。

国内において、もっとも多く(の住民)が休暇村あるいは、ホテルへ出かけ休暇を過ごした地域の住民であるアナトリア内陸部地域の人々は38パーセントであり、もっとも近い数値である黒海(地域)の人々と22パーセントの違いがあった。エーゲ海とマルマラ海地域の住民は、休暇を家で過ごす傾向があり、地中海、黒海、東部及び南東アナトリア地域の住民は、親類の許に行くことが明らかとなった。

調査によれば、夏休みの旅行でもっとも優先された交通手段は、38パーセントが(利用した)バスであり、以下の情報を掲載した。

「夏休みのためのトルコ国民の予算は、31パーセントが0-250リラ(日本円で約0―16,200円)、25パーセントが250-500リラ(約16,200―32,400円)、12パーセントが1000―1500リラ(約64,800―97,200円)、8パーセントが1500~2000リラ(約97,200―129,700円)、3パーセントが2,000リラ(約129,700円)以上であり、平均すると656リラ(約42,500円)となる。男女別の調査結果を検討すると、女性たちの平均的予算は601リラ(約38,900円)で、男性が710リラ(日本円64,800円)とわかる。休暇のため最も多くの予算を使った年齢別グループは、829リラ(約53,700円)の35~44歳のグループで、最も少なかったのは、497リラ(32,300円)の55-64歳のグループであることが明らかとなった。トルコ国民の656リラ(約42,500円)である平均的な休暇予算は、地域別分布を検討すると、アナトリア内陸部地域の住民の1,061リラ(約68,900円)が、平均的休暇予算の標準から突出しているという。もっとも予算が少ない代表的地区は、437リラ(28,300円)の地中海地域の住民である。」

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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:17145 )