ここはトゥンジェリ―平和が戻り人々は水辺へ
2009年08月10日付 Radikal 紙


トゥンジェリでは、最近の前向きな展開の結果、長年続いたテロや暴力事件が影をひそめ、平和と安定が生れている。頻繁なテロと暴力事件に悩まされてきたトゥンジェリの人々は、郊外にある自然の美しさを満喫し始めた。

国外やトゥンジェリ以外からやって来るトゥンジェリ出身の人々が泳ぐムンズル川とピュルミュル川の水辺では、週末に場所を見つけるのはほぼ不可能な状況になっている。トゥンジェリの人々は、ボドルム、マルマリス、アンタリヤの海岸を必要としないほど、ムンズル川とピュルミュル川の水に入り、さわやかな空気と自然の美しさを楽しみ始めている。

8月に38度の暑さから逃れるため、ムンズル川とピュルミュル川で泳ぐ若い男女は、地域が誤った認識をされていると述べ、このイメージを変える必要があると語った。

ピュルミュル谷の中にあるクトゥデレシ地区のシナン・ビーチも、最近大変込み合っている。政府の「クルド問題解決策」によって現れてきた前向きな展開、そして、テロ組織のいわゆる「行動を起こさずとの決定」により、衝突は大幅に減った。ヨーロッパの多くの都市から休暇のためトルコに里帰りした人々が、アンタリヤ、ボドルム、マルマリス海岸の代わりに、もはや彼らの故郷であるトゥンジェリの岸辺を選んでいる。

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( 翻訳者:白石百合子 )
( 記事ID:17157 )