アッバース大統領、「アラファートを暗殺したと非難したカッドゥーミー発言は嘘だらけ」と反論
2009年07月16日付 al-Quds al-Arabi 紙
■ アッバース大統領:「カッドゥーミーの声明はファタハ総会を阻害するための嘘だらけだ」
2009年07月16日付クドゥス・アラビー紙(イギリス)HP1面
【ラーマッラー】
パレスチナのマフムード・アッバース大統領は木曜日、パレスチナ解放機構の政治局長であるファールーク・アル=カッドゥーミー氏が発表した、自分に敵対的な声明について、「ファタハの第6回総会を阻止するための嘘だらけ」と言い表した。
アッバース大統領はカイロからパレスチナ国営テレビに出演し、「カッドゥーミーが掻きたてた嘘の嵐にもかかわらず、ファタハはヨルダン川西岸の都市ベツレヘムで8月4日に行われる予定の第6回総会の開催に向けて進んでいる」と発言した。
カッドゥーミー氏は先週の土曜日、オマーンの首都で行われた記者会見で、アッバース大統領およびファタハの副代表であるムハンマド・ダハラーンが、イスラエルのアリエル・シャロン前大統領と共謀して、故ヤーセル・アラファート大統領を暗殺したと非難していた。
アッバース大統領は「カッドゥーミーはこの声明によってパレスチナに混乱を引き起こし、ファタハ総会の開催を阻害しようとしている」と反論すると共に、この騒動を乗り越えて総会の開催にこぎつけることが出来るだろうとの確信を表明した。
(後略)
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( 翻訳者:倉井彩 )
( 記事ID:17177 )