ボスフォラス海峡第三架橋はタラビヤ・ベイコズ間にほぼ決定
2009年08月19日付 Zaman 紙
イスタンブル広域市長のカーディル・トプバシュは、イスタンブルのボスフォラス海峡に建設予定の第三架橋はタラビヤ・ベイコズ間にほぼ決定されたと明らかにした。
トプパシュ市長はイスタンブル広域市庁舎で、共和人民党(CHP)イスタンブル県支部長ギュルセル・テキン氏により説明された第三架橋の経路に関し、記者団の質問に答えた。
トプバシュ市長は「テキン氏は時折『どうすれば自分が話題になれるか』と、勇み足をやってしまう」と主張し、「彼の話の中で『市長殿、橋の経路については、私に聞いてください』と言っています。率直に申し上げましょう。彼らの情報は我々がまさに除外したものです。情報不足です。この市を治め何年もの間この市で生きている一人として、この街のすべての発展過程とこれからの過程を近くから見守り、またこの件に関し権限をもっている一人として、もちろんすべての過程を見守っています」と述べた。
トプパシュ市長は第三架橋の経路に関しては、4年以上の間、首相、関係する大臣および機関と共に努力しており、最初の段階では5つの異なる地点が候補となっていたと述べ、次のような情報を与えた。
「首相が心配しているのは、河川流域に影響が及ばないこと、森林(の伐採)が最小規模で住む地点または影響を受ける範囲が最小限の地点に決定されるようにということである。そして第三架橋は第二架橋よりやや北、タラビヤ地区を通るルートにほぼ決定されました。検討がなされ我々に示されました。先週の調整会議で架橋計画実行委員会と共にこの経路に関し調査を行いました。我々の調整委員会にこの情報を伝え、共に仕事を行ったのです。
これらは計画に盛り込まれ、もちろん経路上にあたる地域の相互影響にも注意が払われます。ここでの用地国有化によって必要となる費用にも注意を払いつつ、若干の変更が生まれる可能性も大きいです。あちこちでその可能性があります。もちろん来月議会へと提出されます。議会で議論がなされ、話し合われ、判断が下され、決定へと繋がるでしょう。イスタンブルに必要なヨーロッパ・アジア間の通行において、とても重要な経路の獲得という観点から、これはとても重要なのです」
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( 翻訳者:釘田遼香 )
( 記事ID:17236 )