来月の国連総会に合わせて米・パレスチナ・イスラエル首脳会談へ
2009年08月27日付 al-Hayat 紙
■ アッバース大統領とネタニヤフ首相、ニューヨークで会談へ連絡協議
2009年08月27日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面
【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス】
情報筋によると、マフムード・アッバース大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相が来月9月の国連総会に合わせて会談を行うためパレスチナ・イスラエル間で連絡協議が行われている。各筋の情報によると、アッバース大統領とネタニヤフ首相の会談は来月26日に行われる見通しである。パレスチナ自治政府高官らは、「アッバース大統領とネタニヤフ首相の会談は交渉再開を意味するわけではない」と述べ、「パレスチナ指導部はいかなる協議の前にも、入植活動を停止するという条件を堅持する」と指摘した。
イスラエルのガブリエラ・シャレフ国連大使によると、アメリカ・イスラエル・パレスチナの首脳会談が来月ニューヨーク開かれる可能性があるという。シャレフ大使は「アメリカのバラク・オバマ大統領とネタニヤフ首相とアッバース大統領の首脳会談が開かれるという提案がなされているのか」という質問に対し、「その可能性もある」と述べつつ、詳細は明らかにしなかった。
イスラエル政府高官がロンドンのAFP通信社に明らかにしたところによると、国連総会に合わせてニューヨークで三首脳会談を設定するための努力が現在進行中である。同高官は「我々は、和平交渉再開への象徴的一歩として、アッバース大統領とオバマ大統領とのニューヨークでの会談が可能になる条件が揃うことを望んでいる。それは今、可能に思える」と述べた。
(後略)
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( 翻訳者:梅原春奈 )
( 記事ID:17304 )