ジュンブラート、3月8日勢力と3月14日勢力との駆け引きから離れた中道政治を呼びかけ
2009年08月08日付 Al-Ahram 紙

■新政府の樹立まで、政権移行内閣が続行
■ジュンブラート氏、3月8日勢力と3月14日勢力との駆け引きから離れた、中道政治を呼びかけ

【ベイルート:マーヒル・ムカッリド、通信各社】

2009年08月08日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ諸国面

レバノン民主主義会合代表のワリード・ジュンブラート議員は、3月8日勢力〔ヒズブッラー中心〕と3月14日勢力〔ハリーリー派中心〕の間の分裂にレバノンが囚われ続けることは最早許されないとし、「中道政治が行われるべきだ」と述べて、「先の選挙で宗派的・派閥的状況が悪化したことを踏まえて、自分には新たな政治状況を生み出す勇気がある」と強調した。

またジュンブラート氏は昨日、ベイルートで開かれた記者会見で、3月14日勢力の一部は、イスラエルの危険性やアラブ主義、パレスチナに対していかなる感受性をも持ち合わせておらず、南レバノンのヒルベト・セレム村の境界線付近で立ち止まり、「主権・自由・独立」のスローガンを掲げるに留まっている、と述べた。

またジュンブラート氏は差し迫ったイスラエルの危険性に警鐘を鳴らし、イスラエルは遅かれ早かれ、レバノンに新たに侵攻するだろうとの確信を表明した。

(後略)

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( 翻訳者:瀧崎康仁 )
( 記事ID:17354 )