スーダン民主統一党カイロ代表:「南部分離はエジプトの国内治安にも危険」
2009年08月22日付 Al-Ahram 紙

■スーダン民主統一党:「南部分離はエジプトの国内治安にも危険」

2009年08月22日付アル・アハラーム紙(エジプト)HPアラブ諸国面

【アスマーウ・アル=フサイニー】

スーダン民主統一党のカイロ代表であるアフマド・サンジャク氏は、南部分離がエジプトとその国内治安にもたらす影響について警告した。

アハラーム政治・戦略研究所で、スーダン・ナイル流域研究部長ハーニー・ラスラーン氏によって企画された『エジプト・スーダン関係の新たな地平」というタイトルの討論会に参加したサンジャク氏は、「分離は平和的に行われず、流血の事態を招くため、エジプトへの危険は大きくなるであろう」と語った。

また「南部の分離は、北部と南部の二つの国をエジプトが相手にしなければならなくなることを意味する。北部と南部の間には、石油や牧草地その他をめぐって、文化的・民族的・部族的な蓄積によって醸成された多くの紛争が起きることになるであろう。南部分離によってスーダンは新たな戦争に突入するかもしれない」と続けた。

(後略)

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( 翻訳者:瀧崎康仁 )
( 記事ID:17367 )