アッバース大統領とネタニヤフ首相の会談実現へアメリカが尽力
2009年09月03日付 al-Hayat 紙
■ オバマ政権、ニューヨークでのアッバース大統領とネタニヤフ首相の会談へ尽力
2009年09月03日付アル=ハヤート紙(イギリス)HPアラブ世界面
【ラーマッラー:ムハンマド・ユーニス、ガザ:ファトヒー・サッバーフ】
パレスチナのバースィム・フーリー経済相とイスラエルのシルヴァン・シャローム経済相は昨日会談を行った。イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ内閣発足以来、パレスチナとイスラエルの閣僚が会談するのは初めてである。同時に、アメリカや国際社会はイスラエルとパレスチナの政治交渉が再開するよう尽力している。
イスラエルのメディアが昨日明らかにしたところによると、イツハク・モルホやマイク・ヘルツォーグらを含むイスラエル代表団はアメリカのジョージ・ミッチェル中東和平プロセス担当特使率いるチームと会合を行った。そこでは、交渉再開の準備のため、パレスチナ自治区における入植活動を凍結するとの提案について協議された。
アメリカ政府は、今月末にニューヨークで行われる国連総会に合わせてパレスチナのマフムード・アッバース大統領とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相の会談を実現すべく尽力している。これは今年の初めにネタニヤフ氏がイスラエル新内閣の首相に就任して以来、初めてのことである。複数の情報筋が一致するところによると、この会談は今月23日に開かれる見通しだという。
(後略)
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( 翻訳者:梅原春奈 )
( 記事ID:17368 )