集合住宅局(TOKİ)、イスタンブル・カヤバシュで6万戸の住宅建設
2009年09月07日付 Hurriyet 紙

集合住宅局(TOKİ)によりカヤバシュ地区で計画されている6万戸のうち1万110戸の建設が始められた。

集合住宅局(TOKİ)総裁ヤルドゥムヂュ・エルヂャン・トゥラシュは記者らに対してカヤバシュ計画に関して説明した際、カイバシュ地区はアタテュルク空港まで17キロ、ボスフォラス橋まで24キロの位置にあり、オリンピックスタジアムとバシャクシェヒルに隣接した場所にあると述べた。トゥラシュ氏は6万戸のうち4万戸は集合住宅局(TOKİ)により建設され、1万110戸の建設がすでに開始し、この先3か月以内に着工数は1万6千戸に到達する予定であることを明らかにした。

カヤバシュ地区は1200万㎡の広さを誇り、グンギョレン、ベイオール、バイラムパシャ、ゼイティンブルヌ市より更に広い土地を有すると述べたトゥラシュ氏は、この土地のうち158,670㎡を緑地に、344,615㎡を文化教育施設の設置用地に、527,027㎡を初等教育学校と保育園建設用地に、257,419㎡を中等教育学校の用地に、49,262㎡を職業高校用地に、302,175㎡を保健医療施設に割り当て、さらに270万㎡に鉄道線路が敷設される計画があると説明した。

トゥラシュ氏は、人口一人当たり36㎡の緑地面積を提供することになるこのプロジェクトは、基礎スラブの上にトンネル型枠システムを採用することで耐震性を高めた作りとなっており、日々の電力と熱量の大部分は太陽エネルギーでまかなう形をとり、雨水を利用した灌水システムが計画されていることを明らかにした。

カイバシュ地区の、環境にやさしい衛星都市プロジェクトの目標を強調したトゥラシュ氏は、4万戸分ができるだけ早く完成されることを目標としており、イスタンブル経済に今現在の見積もりで、150万リラ(約9300万円)相当の貢献することになると述べた。

居住申請が月初めまで続くことを明らかにしたトゥラシュは、今のところ約7千戸分の申請を受け、低所得者層向けの約2万戸への申請が待たれていると述べた。

トゥラシュ氏は、カイバシュ地区が第3ボスフォラス大橋とヨーロッパ横断自動車道(TEM)の接続地点に位置するとも述べた。

情報によると、CYタイプ47.65㎡の504戸の低所得者層向け住宅の見積平均価格は280か月払いの2万8千リラ(約173万円)であると明らかにした。

プロジェクトにおける、低所得者層向け住宅の見積り平均価格は以下の通り

「1,702戸は66.57㎡で4万9千リラ(約303万円)、743戸は75.38㎡で7万1千リラ(約440万円)、2,830戸は84.87㎡で7万9950リラ(約495万円)」

1,809戸あるCタイプ118.21㎡の広さの低価格住宅の見積もり平均価格は12万5千リラ(約775万円)となることを明らかにした

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( 翻訳者:尾形知恵 )
( 記事ID:17392 )