エルドアン首相のある1日
2009年09月18日付 Yeni Safak 紙


レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は、午前中家を出て床屋へ向かった。通りがかりの床屋に入ったところ、理髪師は店を空けていて、その帰りをしばらく待つことになってしまった。首相は髭剃り・散髪が終わると支払いをしようとしたが、若い理髪師はそれを受け取ろうとしなかった。

エルドアン首相はバイラムの前に髪を整えようと、ウスキュダルのクスクルにある自宅を出て、一番近いところにある床屋へ行った。ファーストクラスという名の床屋に入ったエルドアン首相は、理容師が店内にいなかったため暫く待つことになった。エルドアン首相が来たことを知った若い理容師が興奮して店へ戻ると、理容椅子に座った首相と対面した。理容師はすぐに仕事にかかり、まず髭を剃り、それから髪を切った。

店内に長いこといたエルドアン首相は、散髪後に理容師に代金を払おうとした。しかし若い理容師は、代金をもらおうとしなかった。強く申し出ても理容師がお金を受け取らないのを見た首相は、チップを残して床屋を出た。外には首相を待つ人々がいた。エルドアン首相は国民らと握手し、子どもたちの頭をなでた。その後エルドアン首相はドルマバフチェにある執務室へ行き、そこでひと時仕事をしてから、金曜礼拝のためにユルドゥズ・モスクへと移動した。

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( 翻訳者:林奈緒子 )
( 記事ID:17486 )