経済危機により、トルコの旅行会社のイランへの関心が増加していると述べたビルバントゥリズム社のビルバン会長は、「１０年前にイラン人旅行者を連れてくると私たちが言った時に、私たちのことを相手にしなかったホテルマンたちが、現在はレッドカーペットを広げている」と述べた。

観光業でドイツとロシアは悲しませる一方、近隣諸国が喜ばせてくれている。文化観光省のデータによると、トルコに訪れたイラン人の数は、昨年より11％増加し、観光客の数は、７ヶ月で７１万５千人を越えた。１０年間イランでトルコ・ツアー事業を展開している旅行代理店、ビルバントゥリズム社の会長ギョヌル・ビルバンは、トルコでの休暇はイラン人にとって「薬」のようなものだと述べた。経済危機によって、トルコ観光業者のイランへの関心は増えていると述べるビルバンは、「ドイツとロシア市場で経営が破綻し、成果が上がらなかった旅行代理店がイランに目を向けた。私たちは１０年間イラン市場で事業を展開している。１０年前に『イランの旅行者を連れてくる』と言ったとき相手にもしなかったホテルマン達が、現在はレッドカーペットを広げている。」と述べた。エルドアン首相が間に入り、イラン大統領のアフマディネジャードに３回も話したが解決に至っていないと述べるビルバンは、直行便の再開によってアンタリヤを訪れるイラン人旅行客が更に増えるだろうと話した。

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（ 翻訳者:新井慧 ）
（ 記事ID:17501 )