記録的罰金に記録的保証金ードアングループへの追徴課税問題
2009年09月26日付 Radikal 紙

税務署はドアン・メディア・ホールディング(DYH)とその子会社に課された38億リラの税金と税罰金に延滞利子分を加え、48億リラの保証金を求めた。

税務署は、ドアン・メディア・ホールディングとその子会社などに課された38億リラの税金と罰金に延滞利子も加え、48億2300万リラの保証金を求めた。
ドアン・メディア・ホールディングの取締役ムラト・ドー氏と執行委員のソネル・ゲディク氏が署名して「一般開示プラットホーム(KAP)」で行われた説明によると、税務署はドアン・メディアとその子会社(ドアンTVホールディング 社、ドアン広告・流通社、ドアン・プロダクション・サービス社、アルプ・映像通信サービス社)に課された税金と罰金、およびこれらに関して計算された延滞利子分など合計48億2382万5987.33リラの保証金を15日以内に提示することを求めた。

■保証として有効なのは?

法律によると保証金として提出される必要があるのは、現金、銀行保証書、国債、国の債務証明などである。この問題について論評したガーズィー大学教員シュクリュ・クズロト教授は、「保証金の提出要求に関する法的な道は開かれている。保証金請求の実行差し止めを目留めることは可能であり、(それをうけ)実行差し止めの決定が出される可能性もある。ドアン・グループは訴訟をおこすので、裁判所が判決を下すまでは1クルシュの徴収も行われない。」と話した。
クズロト教授は次の点を強調した。
「税務裁判所に申請することができる。税裁判所が実行差し止めの決定を下せば保証金の件は無効になる。さらに裁判が終わるまで保証金を請求することはできない。さらに「行政裁判手続き関連法」の第27条第3項によると、税務裁判所から決定が出されるまでは徴収は行われない。つまり、この問題について訴訟をおこせば、裁判の結論がでるまで、すなわち平均1年から1年半の間は、1リラさえ徴収することはできない。」

■資本市場評議会も告発

同時に資本市場評議会(SPK)は、アイドゥン・ドアン氏、イムレ・バルマンベク氏、ハンザーデ・ヴァスフィイェ・ドアン・ボイネル氏、アリ・ルザー・テムルオール氏について、共和国検察庁に告発することを決定した。SPKの週例報告によると、ヒュッリイェト新聞出版社(ヒュッリイェト紙)とミッリエト新聞社(ミッリエト紙、新たな社名はドアン新聞社)は、必要な新聞用の紙と印刷原料を、直接、生産・販売業者から入手せず、新聞用の紙・印刷原料の入手取引に実際はは一切寄与していないドアン一族所有のソルタル貿易株式会社およびショークリフ貿易株式会社という名の会社を通して、生産・販売業者の通常価格より高値で輸入した、とされている。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:永山明子 )
( 記事ID:17535 )