■カイロで断食明けにパレスチナ和解合意にサイン
■ウマル・スライマーン情報局長官、分裂問題と捕虜問題の終結策をマシュアル氏と協議
■ハイヤ氏:「エジプトは数日内に未解決問題を終結させる提案を出す」
2009年09月07日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面
【カイロ:アシュラフ・アブルホウル】【占領下エルサレム:通信各社】
エジプトのウマル・スライマーン情報局長官はハーリド・マシュアル政治局長率いるハマース代表団と共に、パレスチナの分裂状況と、残る3つの問題を終結させる方策について協議した。アメリカが数週間以内にイスラエル・パレスチナ紛争の解決へむけた展望を公表すると見られる中、その後に始まるであろう政治プロセスに備えての動きである。
エジプトの高官筋によると、今回の協議ではパレスチナ国民対話の議題に上りながら未解決なままの相違点や、治安安定のための政府の組閣、議会選挙と大統領選挙、パレスチナ自治政府の組閣といった残りの問題の終結も目指す。その後パレスチナの全派閥をカイロでの最終会議に呼び、断食明けのイード〔祭礼〕の後、和解合意に署名させるという。
同筋によると、一昨晩にハマース代表団がカイロに到着した直後の会議では、捕虜問題も議論された。
(後略)
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( 翻訳者:小林沙織 )
( 記事ID:17565 )