国際NGO、マグレブ諸国の民主化状況と欧米の介入をテーマにアルジェでフォーラムを開催
2009年10月01日付 al-Quds al-Arabi 紙
■アラブ世界の民主化改革のためのフォーラム、アルジェリアで開催へ
【アルジェ:カマール・ザーイト】
非政府組織「フリーダムハウス」はアルジェリアの民間 新聞社「アル=ハバル」と共同で、アラブ世界における民主化改革の今後と、アラブ諸国への欧米の介入をテーマにした地域フォーラムを金曜日から開催する。
この会議には、アルジェリア・モーリタニア・モロッコ・チュニジア・その他アラブ諸国の元政府高官に加え、欧米の責任者・研究員・専門家が参加すると見られる。
参加者はアラブ世界の民主化について、特にアラブ・マグリブ諸国の事例に焦点をあてて検討し、過去数年の民主化の試みの成果を評価すると共に、これらの国々で求められる民主化の実現を妨げている 障害についても考える。
このフォーラムではアラブ世界とマグリブ諸国における自由の状況に関する5つの問題点や、民主主義という問題、民主主義は西洋的価値なのか世界共通の価値なのか、中東における個人の権利の他の価値に対する優先、両者のバランスの実現可能性などが話し合われる。
(後略)
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( 翻訳者:中島希 )
( 記事ID:17591 )