エルドアン首相、「クルド問題解決策」でCHPバイカル党首に会談要請
2009年10月08日付 Radikal 紙
エルドアン首相がCHP(共和人民党)バイカル党首に向けて書いた民主的解決に関する手紙が、バイカル党首のもとに届いた。
タイイプ・エルドアン首相は、CHPデニズ・バイカル党首にクルド問題解決に関する情報提供と支持獲得のため、手紙を書いた。首相府筋は手紙がCHPへ送られたことを明らかにした。そして夕方頃、バイカル党首は手紙を受け取った。
エルドアン首相は「バイラムが終わったらバイカル党首に手紙を書こうと思っている。受け入れるなら受け入れるだろうし、受け入れないならそれは彼次第だ。CHPが作成した報告書を我々はもっているが、彼らは『それに従う』と言っている。その報告書のうち、この部分を生かすつもりだとバイカル党首に伝えるつもりだ」と話していた。
クルド問題解決策が、最初にベシル・アタライ内務大臣の会見で示されたとき、政府はすぐに行動をおこし、野党に会談の約束を求めていた。しかし各種のNGO団体以外、いかなる政党も政府に前向きな返答をしなかった。
MHP(民主主義者行動党)の完全拒否に対し、今度はCHPに目が向けられた。バイカル党首は、対談相手は首相であるとして、エルドアン首相に一歩前進の機会を与えた。これに対し、エルドアン首相も手紙を書くことを決心したのだった。
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( 翻訳者:小川玲奈 )
( 記事ID:17615 )