巨匠ハリト・ズィヤー監督死去、今日埋葬
2009年10月13日付 Yeni Safak 紙

10月11日(日)に入院先の病院で亡くなった、名監督として名高いハリト・レフィー氏は本日イスタンブルで埋葬。

故ハリト・レフィー監督のために10時からミーマール・スィナン美術大学で追悼式が執り行われた。

追悼式のあと、レフィー氏の棺はトルコ国旗で覆われ、テシヴィキエ・モスクへ運ばれた。レフィー監督の棺は霊柩車から引き出されたあと、ヌーリー・アルチョ氏を含めた映画俳優の手によって石台に置かれた。ヌーリー・アルチョ氏はレフィー監督の冥福を祈り、故人と共に多くの映画で仕事をしたと述べた。またアルチョ氏は、尊敬していた故ハリト・レフィー監督は晩年、映画界に対して批判的であり、このように離れていった、と述べた。

故ハリト・レフィー監督の義兄弟のジャン・アタクル記者は、トルコ映画界は偉大な巨匠を失ったと話した。アタクル記者は故レフィー監督がトルコ映画界を先導していた一方で、社会の発展についてもとても敏感であったと述べた。

レフィー監督の棺が石台に置かれたあと、故人の妻ギュルペル・レフィー夫人もテシヴィキエ・モスクに姿を見せた。立つことで精一杯といった様子のレフィー夫人を映画プロデューサーのミュジデ・アル氏が腕を取って支えていたが、アル氏本人も取り乱さないように努めていた。レフィー夫人はベンチに腰掛けてお悔やみの言葉を受け入れていたが、遺影を抱きしめ、なでながら泣いているようであった。

故ハリト・レフィー監督の遺体は、昼頃にテシヴィキエ・モスクで行われる告別式のあと、ズィンジリクユ墓地に葬られた。

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( 翻訳者:高岡望結 )
( 記事ID:17652 )