レバノンのシリア民族社会党がイスラエル占領軍襲撃27周年式典
2009年10月04日付 Al-Nahar 紙

■ シリア民族社会党がウィンピー作戦27周年式典
■ ムハンナー氏:「抵抗運動なくして政府はあり得ない」

2009年10月04日付アル=ナハール紙(レバノン)HP事件面

 シリア民族社会党(SSNP)は昨夜、ハムラー通りで、1982年9月24日に同党所属の抵抗活動家ハーリド・アルワーンがイスラエル占領軍に対して行ったカフェ「ウィンピー」での攻撃から27周年を記念する式典を行った。

 式典には党員や盟友、招待客など多数が参加した。ハーニー・クバイスィー議員とマルワーン・ファーリス議員をはじめとして、アミーン・シッリー元議員およびバハーウッディーン・イーターニー元議員、「諸委員会・人民連盟グループ」のマアン・バッシュール総合調整役、「改革・進歩グループ」のハーリド・アル=ダーウーク代表、「レバノン人民会議」のカマール・シャティーラ書記長、ヒズブッラー指導部代表としてアリー・ダーヒル氏、「労働者連盟」代表としてフサイン・アトウィー氏、パレスチナ解放人民戦線総司令部派(PFLP-GC)のラーミズ・ムスタファー幹部、「ナセル主義民族機構」のサミール・シャルカス議長、アリサール・アントゥーン・サアーダ氏、ヌール協会のマルレーン・ハルダーン会長、「イスラーム・グループ」のアドナーン・ダルウィーシュ代表、「ベイルート・アラブ民族主義フォーラム」のサミール・サッバーグ代表、統一党代表としてヒシャーム・タッバーラ氏、レバノン作家連盟のターリク・アール・ナースィルッディーン副会長が出席した。

 また、タウフィーク・ムハンナーSSNP副党首、有力党員や党最高評議会のメンバー多数、幹部党員や書記らとブトゥルス・サアーダ・ベイルート支部執行局長が出席した。

 シリア民族社会党歌、レバノン国歌、抵抗運動の讃歌に続き、ダリーダ・アル=マウラーが演説者らを紹介し、詩人のターリク・ナースィルッディーンが長詩を詠んだ。

 サッバーグ氏はベイルートを代表してスピーチを行い、抵抗運動各組織の払ってきた犠牲について振り返りつつ、「抵抗運動の選択こそが、首都ベイルートのアイデンティティとやアラブ性、尊厳と、レバノンのアイデンティティと誇りを保つための唯一の選択肢である」と述べた。

 ムハンナー氏は、「抵抗運動の武装解除あるいは制限を主張する者たちは自分の国の主権や自由や矜持を欲していない。意図したかどうかはともかく、レバノンを疑惑の多いプロジェクトに巻き込み、国際的社会の保護支配体制の下に置き、国際社会の意思を保護することを望んでいる」と述べた。

 またムハンナー副党首は、「抵抗運動なくしてレバノンに政府はあり得ない。抵抗運動勢力の政治的、闘争的、民衆的、国民的なあらゆる要素を代表する声の存在が、力の源となるのだ」と強調し、新内閣の施政方針声明について、「明快かつ明確な言葉で起草されねばならない。政治手法もいかなる外交手法も、抵抗を続けるレバノンの真実を表明するものでなければならない。また、いかなる教養も教育も、誇りと勝利という概念や、それらに基づく価値観や教養を守るものでなければならない。」と述べた。

 その後、ムハンナー副党首は記念プレートに花輪を捧げた。

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( 翻訳者:南・西アジア地域言語論(アラビア語メディア翻訳) )
( 記事ID:17705 )