ゴールドストーン報告書が国連で採決へ、阻止のためにイスラエルがパレスチナ自治政府に圧力
2009年10月14日付 Al-Ahram 紙

■イスラエル、悪い結果になるとパレスチナ自治政府を威嚇
■ゴールドストーン報告書が今日安保理、明日人権理事会で採決へ
■ネタニヤフ首相は否決させると豪語

【ラーマッラー:ハーリド・アル=アスマイー】【ニューヨーク:ターリク・ファトヒー】【占領下エルサレム:通信各社】

PLOのサーイブ・ウレイカート交渉担当官の声明によれば、イスラエルの対ガザ戦争に関し、〔イスラエルの戦争犯罪を指摘した〕ゴールドストーン判事を委員長とした国際委員会がまとめた報告書を議論するため、国連安保理の開催が準備される中、パン・ギムン国連事務総長は、明後日金曜日にジュネーヴで開かれる国連人権理事会での議論に同報告書を再提出するという、パレスチナのマフムード・アッバース大統領とその他の国々の意向を支持すると発表した。

ニューヨークでは、エジプトの国連大使であるマーギド・アブドゥルファッターフ氏が本紙に対し、今日、安保理が開く会合の重要性は、ゴールドストーン報告書が検討対象として残ったことにあると述べ、安保理の理事国になっているアラブ諸国や非同盟諸国の大使・代表たちは、報告書に記載されている勧告を実行に移すことの重要性を確認するだろうと語った。またアブドゥルファッターフ国連大使は、ここ数日間にエジプトがゴールドストーン報告書を延命させるためにエジプトが払ってきた努力について称えた。

一方ジュネーヴでは、パレスチナの国連代表イブラーヒーム・フレイシュ氏が、今週の終りに国連人権理事会の緊急会議を開くことを求めた。パン・ギムン事務総長の報道官が昨日声明を発表したところでは、事務総長自身もこれを支持しているという。

イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、国連人権理事会でゴールドストーン報告書を否決させるに十分な数の票を集めると豪語し、イスラエルの治安責任者はパレスチナ自治政府に対し、決議の採択を働きかけた場合には、悪い結果がもたらされると脅した。同じ内容を記した手紙がラーマッラーの政府当局に届けられ、パレスチナの政治的・経済的な利益や将来は、パレスチナのテロとの戦いをイスラエルと協力して行っていくことにかかっていると書かれているという。

(後略)

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( 翻訳者:倉井彩 )
( 記事ID:17713 )