最高裁判所共和国主席検事、投降者歓迎「祝賀」に関係しDTPを取調べ
2009年10月22日付 Radikal 紙
最高裁判所共和国主席検事は、PKK(クルド労働者党)メンバーが投降した際に公表された映像を理由にDTP(民主市民党)の取調べを始めた。
ディヤルバクルで「平和グループ」を10万人が出迎えた
北イラクからトルコに到着した34名のPKKメンバーが迎えられた際の映像が議論になった。PKKメンバーは、DTPのバスから市民に挨拶をした。
■DTPトゥールク議員:理解できない
アブドゥッラフマーン・ヤルチュンカヤ最高裁判所共和国主席検事が、カンディルから入国した8名、マフムルから入国した26人のPKKメンバーを迎える際に、テロ組織の指導者、アブドゥッラー・オジャランの写真が掲げられたことに関し、DTPに取り調べが行われたことに対し、まずディヤルバクル選出議員であるセラハッティン・デミルタシュDTP院内会派副会頭と、同じくディヤルバクル選出のアイセル・トゥールク議員から反論が出た。
DTPに関する取調べのニュースをメディアで知ったと話すディヤルバクル選出議員のデミルタシュDTP院内副会頭は、「取り調べは、憲法裁判所で行われているDTP解党裁判に追加の証拠として提出されるのだと思う。この取調べの理由が分からない。DTPの取調べをするぐらいなら、このプロセスを邪魔しているMHP(民族主義者行動党)やCHP(共和人民党)の取調べをしたほうがいい。DTPのディヤルバクル選出議員、アイセル・トゥールクは、取り調べるような問題ではないと話す。
トゥールク議員は、「スィロピとディヤルバクルの人たちをDTPが組織して集めたわけじゃない。あの集団は自分の意思で集まってきたのだ。これは、前向きな進展である。人々は、平和に対する願いを叫んだのだ。取調べの意味を理解するのは不可能だ。」と述べた。
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( 翻訳者:田辺朋子 )
( 記事ID:17718 )