イラン南東部でテロ:42名死亡、50名負傷
2009年10月19日付 Hayat-e Now 紙
【内政部】昨日、複数の革命防衛隊司令官やバルーチの部族指導者、及びシーア・スンナ両派の罪なき人々が、スィースターン・バルーチェスターン州で起きたテロ攻撃により殉教した。IRNA通信の最新の報道によると、このテロ攻撃によって、これまでに42名が死亡、50名が負傷したという。
この報道によると、昨日8時20分に起きたこのテロ事件で、ヌール・アリー・シューシュタリー革命防衛隊陸軍司令官代理やスィースターン・バルーチェスターン州革命防衛隊司令官のモハンマドザーデ氏、さらに〔同州〕サルバーズ県革命防衛隊司令官やアミーロルモオメニーン旅団司令官、イーラーンシャフル革命防衛隊司令官らが殉教した。
イスラーム革命防衛隊広報責任者のラマザーンシャリーフ革命防衛隊准将は、事件の詳細について、「このテロ事件は昨朝8時頃、旧バルーチェスターン地域の部族長らが集まった『第五回部族長会議』の開催場所で発生した。世界抑圧主義体制からカネで雇われた人物が身につけていた爆発物を爆破させ、革命防衛隊司令官らを殉教せしめた」と述べた。
またISNA通信によると、ラマザーンシャリーフ革命防衛隊准将は、シューシュタリー革命防衛隊陸軍司令官代理について、「革命防衛隊陸軍司令官代理でもあったシューシュタリー革命防衛隊准将は、イラン南東部の革命防衛隊作戦基地の責任者の任に就いて以降、過去5ヶ月間にわたって、スィースターン・バルーチェスターン州の住民や部族長らと何度か会合をもつなどして、いかにしてイラン東部に恒久的な安定が確保されるかについて調査していた」と述べた。
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( 翻訳者:森田沙里 )
( 記事ID:17742 )