国連総会直前に米・パレスチナ・イスラエルが首脳会談
2009年09月21日付 Al-Ahram 紙

■ニューヨークにて明日、和平プロセスを救うための三者首脳会談
■国連総会の合間を縫って、エジプト外交が活発化

【世界各国の首都:通信各社】

米の中東和平特使の最近の任務失敗後、パレスチナ自治政府とイスラエル政府は三者首脳会談を開催するとの米政権の呼びかけを受け入れると発表した。バラク・オバマ米大統領、パレスチナのマフムード・アッバース大統領、イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は明日、ニューヨークで、国連の年次総会が始まる前に会談することになった。

パレスチナ交渉代表長サーイブ・ウライカート氏は、「パレスチナ自治政府はこの会談の開催そのものを目的とするわけではないが、イスラエルの真の立場と、それに対するパレスチナ側の立場をオバマ米大統領に知ってもらいたい」と述べた。

さらにウライカート氏は、「紛争解決のためのロードマップで定められた義務の履行を拒否することで、イスラエルは交渉を停滞させることに成功した」とも語った。

ある大物のパレスチナ高官は匿名を条件に、「三者会談は形式的なものとなり、和平プロセスの再開を意味するものではない」と述べた。

(後略)

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( 翻訳者:小林沙織 )
( 記事ID:17770 )