アタテュルク・スポーツセンターで開催された第10回祖国党定例党大会で行なわれた無記名投票の結果、祖国党の法人格を消滅させ、民主党の傘の下に入ることが決定された。
採択されたこの決定は、同センターで開催中の民主党第6回特別党大会で代表らの議決に付された。
この案は挙手により承認され、1983年5月20日に結成された祖国党は、民主党との統合という方向で党の法人格を消滅させることとなった。この統合により、祖国党がトルコ共和国の法律にもとづき所有する動産・不動産の資産、諸権利、債権および債務、公共法人格・特別法人格と法人職員、裁判所が管理する党員名簿やそれに類する各種の文書が生む権利や責任が、(それがもたらす)全ての結果とともに、民主党のものと統合させられることが決定された。統合後の名称は、「民主党」となる。
■幹部会メンバー
民主党と祖国党の公式な合併ののち、新しい法人の暫定条項にしたがい、民主党幹部会に新たに名を連ねる50名の祖国党党員が発表された。新たに加入した50名の祖国党員により、民主党幹部会議の構成員は100人に達した。幹部会メンバーの中に、元首相のリゼ選出国会議員メスト・ユルマズ氏が配置されたことにより、民主党は、トルコ大国民議会での議席を確保した。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:17776 )