インフレ率、ここ39年で最低
2009年11月03日付 Radikal 紙

10月、税の引き下げが終了したことによってインフレ率が上がった。消費者物価指数(TÜFE)は2.41%、生産者物価指数(ÜFE)は0.28%の上昇が見られた。一年間におけるインフレ率は5.08%となり、過去39年間で最低となった。


特別消費税(ÖTV)と付加価値税(KDV)の値下げが終わったこと、服飾品が新しいシーズンに移ったこと。および電気代の値上げにより、10月期のインフレ率が高くなった。

トルコ統計機構(TÜİK)の資料によると、10月期においてTÜFEに2.41%、ÜFEに0.28%の上昇が見られた。年間におけるインフレ率はTÜFEで5.08%となり、過去39年間で最低を記録した。ÜFEのそれは0.19%に後退した。

TÜFEの主要な支出では、一月前と比べるともっとも上昇したのは新シーズンが始まった服飾および靴の8.39%であった。

10月期の指数における記録は以下のとおり。

食物および非アルコール飲料:2.96%
家具:2.51%
住宅:2.12%
運輸:2.11%
外食産業および宿泊施設:1.24%
通信:1.21%
さまざまな物品およびサービス業:0.93%
娯楽および文化:0.85%
教育産業:0.17%
アルコール飲料およびタバコ:0.14%
医療:0.06%

年間を通してもっとも上昇したのはアルコール飲料およびタバコで、20.95%を記録した。これに続いて物品およびサービス業で12.86%、娯楽および文化で12.32%、外食産業および宿泊施設で7.48%であり、食物および非アルコール飲料は5.82%であった。

分野別では農業が1.13%、産業で0.10%の上昇がみられた。農業部門では年間5.52%、産業部門では0.97%の下げ幅が見られた。

ÜFEの結果によると、産業の下部分野の評価で最も上昇したのは月間2.28%上昇した服飾品の部門であった。

産業の3分野において、製造業では0.16%、鉱業および建設資材では1.44%、電気・ガス・水道では0.24%の下げ幅が生じた。

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( 翻訳者:高岡望結 )
( 記事ID:17799 )