「クルド問題解決策」来週にも国会提出、論戦へ
2009年11月03日付 Milliyet 紙

ジェミル・チチェキ副首相はクルド問題解決策に関して、「我々はこの問題を来週中にも国会で議題として取り上げるつもりである。政府としてはこのように要望する」と述べた。

ジェミル・チチェキ副首相は、政府が約2ヶ月に渡って進めてきた(クルド問題の)民主的解決の取り組みについて、11月10日にトルコ大国民議会(TBMM)で議論する予定だと明らかにした。
6時間続いた閣議の後に会見を行ったチチェキ副首相は、閣議で民主的解決策のプロセスも議題にのぼったと述べつつ、以下のように語った。
「このプロセスに関してトルコ大国民議会(TBMM)で評価や報告がなされる予定だと言われた。来週火曜日すなわち11月10日になるだろう、おそらく。なぜならこれはトルコ大国民議会の議題である。各政党の各会派との話し合いを経て我々は来週中にこの問題を議題にすることができるだろう。政府としてはこのように要望する」
チチェキ副首相はこの問題をあらゆる方向からTBMMで議論することができるように、来週中に議題にのせるよう求めていると語った上で、「火曜日でなければ水曜日でもいい、木曜日でもいい。火曜日であればより好都合ではある」と述べた。
チチェキ副首相は、「マフムル・キャンプからやってきた者ら(PKK)のために何らかの措置はとられる予定なのか。トルコ国民ではない人々にトルコ国籍を与えるといった問題は議題にあがっているのか」という質問に次のように答えた。
「TBMMで我々が話そうとしているテーマは、ただマフムル・キャンプのことだけではない。(クルド問題)解決策に関する我々の考えや意見を述べるつもりだ。」
チチェキ副首相は「民主的解決策について、議会に具体的に提案を持ち込むつもりなのか」という問いかけには以下のように返答した。
「議会で取り上げる議題について、私が話そうとしている内容に関してはっきり言うなら、その日にこの民主的解決策への取り組みへの評価を行う。もし私が今から『次のようなテーマについて話すつもりだ』と言ったら、その発言は少し『違う』と思う」

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( 翻訳者:三上真人 )
( 記事ID:17802 )