イラクで臓器密売グループを摘発
2009年11月04日付 al-Sabah al-Jadid 紙
■イラクで臓器密売グループを摘発
2009年11月04日付サバーフ・ジャディード紙(イラク)HP1面
【モースル:本紙】
昨日水曜日、ニネベ県警の治安筋は、モースル市内で人間の臓器を売買していた組織を摘発したと発表した。
同筋によると、ニネベ県警犯罪捜査当局の部隊が、諜報活動によって得られた情報をもとに、モースル中心部のバーブッ・トゥーブ地区で人間の臓器を売買していた4人組を逮捕した。
犯人グループは自分達の臓器、具体的には片方の腎臓を、バグダードのある病院で外科手術を受けて400万ディナールで売っていた。彼らは同じ値段で腎臓の片方を売るようある市民を脅迫し、バグダードへむりやり連れて行こうとしているところを逮捕された。この他にも同じ目的で、別の人々を脅迫していた。
この情報筋は犯人達の身元は明かさず、警察が4人の名前を把握していると指摘するにとどめた。犯人グループは市民たちから携帯電話を強奪・窃盗した罪にも問われている。また、同グループの5人目の容疑者の捜索も続けられている。
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( 翻訳者:山本薫 )
( 記事ID:17812 )