エジプト・ヨルダン首脳会談、和平プロセスの障害克服に焦点
2009年11月02日付 Al-Ahram 紙

■ エジプト・ヨルダン首脳会談、和平プロセスの障害克服に焦点

2009年11月02日付アル・アハラーム紙(エジプト)HP1面

昨日、エジプトとヨルダンの首脳会談がカイロで行われ、ホスニー・ムバーラク大統領とアブドゥッラー2世国王は、和平プロセスの障害を乗り越える必要に焦点を当てた。

会談終了後に行われたヨルダンのナースィル・ジューダ外務大臣との合同記者会見で、エジプトのアフマド・アブルゲイト外務大臣はこう述べた。「エジプトはアメリカと国際社会からの保証を望む。また、イスラエルが時間を浪費するのを防ぐために、パレスチナ・イスラエル間の交渉にタイムスケジュールを設定すべきだ」「ムバーラク大統領とアブドゥッラー2世国王は中東情勢の進展ぶりを検討し、特にパレスチナ問題の進展と、パレスチナ間和解の実現に向けたエジプトの努力について話し合った。また会談は二国間関係の強化と支援についても話し合った」。

またヨルダンのナースィル・ジューダ外相はこう述べた。「ムバーラク大統領とヨルダン国王の会談は、両首脳間で継続している政治的協調の枠組みにおいて行われたもので、両首脳はこうした協議と調整を続ける意欲を持っている」「ヨルダン国王が強調したように、アラブ人とってエルサレムは死守すべき一線である。また我々はパレスチナ自治政府を支援するべきであり、和平努力に対し継続的に協力してきたアッバース大統領 を支援すべきだ」。

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( 翻訳者:小林沙織 )
( 記事ID:17836 )