レジェプ・タイイプ・エルドアン首相が署名しトルコ大国民議会(TBMM)議長府に提出された「クルド問題解決策」に関する一般討論の事前審議が、本日(10日)トルコ大国民議会(TBMM)本会議で行われる。この予備審議がアタテュルクの亡くなった日である11月10日にはじめられるという点でも、議論の的となっていた。
予備審議では、政府としてこの件に関する取り組みを進めているベシル・アタライ内務大臣が「クルド問題解決策」についての説明をしたのち、政党の各会派もそれぞれの見解を述べる。予備審議では、政党各会派のNo.2が演説する予定である。
予備審議の後に一般討論に進めるかどうか投票が行われ、可決されれば、一般討論は11月12日に行われる。トルコ大国民議会(TBMM)の規則によれば、政府や各会派には20分、会派に属さない2人の議員には10分ずつと演説時間が定められているが、この制限時間を「少し延長する」ように、協議委員会で決定される予定だ。一般討論ではエルドアン首相、(共和人民党の)バイカル党首、MHP(民族主義者行動党)のデヴレト・バフチェリ党首が壇上にあがり、同じ時間づつ演説すると見られる。
クルド問題解決策の事前審議が(アタテュルクのなくなった日である)11月10日に行われることもまた、野党や公正発展党の間で議論の種となっていた。
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( 翻訳者:三上真人 )
( 記事ID:17848 )