アタテュルクの命日行事に民主市民党系市長らも全員参加―ディヤルバクル
2009年11月10日付 Radikal 紙
アタテュルクの命日行事に民主市民党系自治体首長らも全員参加し、ディヤルバクル広域市長のバイデミル氏から県知事へクルド語による謝辞が述べられた。バイデミル市長は「zor sıpas(ありがとう)」とクルド語で述べた。
トルコ共和国建国の父であるムタファ・ケマル・アタテュルクの没後71年記念式典がディヤルバクルで行われ、市内の民主市民党系自治体首長らも全員参加した。アタテュルク記念碑に花輪をそなえたディヤルバクル広域市長オスマン・バイデミル氏は、治安警察官らと共に偉大な指導者を表敬したあと、ヒュセイン・アヴニ・ムトゥル知事が市長に感謝の意を述べたのを受けて、クルド語で「zor sıpas(ありがとうございます)」と述べた。
ムタファ・ケマル・アタテュルクの没後71年記念式典には、ヒュセイン・アヴニ・ムトゥル知事、オスマン・バイデミル広域市長、第7軍団陸軍中将サリフ・ゼキ・チョラク隊長、第2空軍団中将アクン・オズチュルク隊長と共に、市内の民主市民党系自治体首長らおよび軍関係者、学生たちも参列した。県庁の向かいにあるアタテュルク記念碑の前の広場を、はじめて民主市民党選出のオスマン・バイデミル広域市長およびディヤルバクル市各自治体首長らが訪問した。厳戒態勢がしかれた記念式典には、途中からディヤルバクル県知事のヒュセイン・アヴニ・ムトゥル氏と第7軍団陸軍中将サリフ・ゼキ・チョラク隊長も参列した。式典が始まった際、第2空軍団中将アクン・オズチュルク隊長が来ていないのに気付いた県知事の私設秘書が同隊長のネームプレートを片付けだが、オズチュルク隊長が花輪を記念碑にそなえたあとにやって来たためネームプレートをもとに戻した。
広域市長のオスマン・バイデミル氏は、アタテュルク記念碑に花輪を置き敬礼をした後、貴賓席に戻る際、ヒュセイン・アヴニ・ムトゥル県知事に「ありがとうございます」と述べた。バイデミル市長はこの際、クルド語で「ありがとうございます」を意味する「zor sıpas」と述べ、貴賓席に挨拶をした。花輪をそなえたあと、貴賓席にいた人々は文化会館で開かれたアタテュルクをテーマにしたシンポジウムに参加した。
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( 翻訳者:牧史織 )
( 記事ID:17849 )