エルドアン首相答弁―「クルド問題解決策」国会審議
2009年11月13日付 Milliyet 紙

レジェプ・タイイプ・エルドアン首相は「民主的解決」に関する国会審議で、政府を代表する形で答弁した。

エルドアン首相の答弁は以下の通り。

「この国会は89年前に後戻りすることはできないのです。この国会は全国民の議会として存続してきました。トルコの最も重要な問題は国会で討議されなければなりません。野党と政府が、あらゆる問題で一致に至ることを期待することはできません。民主主義の基本条件は妥協案を模索することです。国民にとっての国会のスタイルは皆にとって模範であらねばなりません。自国で平和を築けない者たちが世界で平和を築くことができるのでしょうか?アタテュルクは、戦いの後、遺恨を残さないような新しい時代を作り出して行きました。敵を作るのではなく友人を得なければなりません。歴史を通して我々は大いに考え、全ての目標と理想を求めて走ってきました。この国会は問題への解決策を生み出すものです。国会は何年にもわたって目に見えない脅威と戦ってきました。この国は終わりのない議論で停滞し、後退していました。誰も架空の脅威を生み出す権利はありません。あらゆる分野で思い込みとその現状を破壊してきました。わが国の全ての問題に取り掛かるために民主的解決のプロセスを始めました。まずテロとの戦いです。ラズ人、アルバニア人の問題もあります。少数者問題と宗教の問題があります、我々はこれらを解決します。7,200万の国民の食卓のパンを増やすために我々は尽力してきました。7年にわたって抱き会おうという態度で接してきました。あなた方が耳を傾けなかったプロセスに対して、あなたがたは何も語ることはできないのです。国民の要求に耳を傾けない国家などありえません」

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:17870 )