5名の前科もちの強姦魔、逮捕後に釈放
2009年11月16日付 Jam-e Jam 紙

【事件部】若い女性1名を略取し、テヘラン郊外の沙漠地帯で婦女暴行に及んだ5名の前科もちの悪党が逮捕された。しかし検察庁に身柄を移された後、彼らは釈放されてしまった。

 ある関係筋はジャーメ・ジャム紙にこのように明かし、事情を次のように語った。
金曜日、「バーゲルシャフル」近郊の第211ガルエノウ治安署の警官らが地域の沙漠地帯を巡回警備していたところ、恐怖に満ちた様子で逃げまどっている若い女性を発見、女性に職務質問をした。すると、女性は2時間前に自宅に帰ろうと個人タクシーに乗ったところ、この車に乗っていた2人の男からナイフで脅されて、地域の沙漠に連れて行かれ、そこで3人の別の男が合流し、計5人から暴行を受けて、金品を強奪されたことが判明した。

この身の毛もよだつ供述を受け、犯人らの住処を割り出した捜査官らはその数分後、容疑者のうち1名(モフセン)が逃亡を企てていたところを逮捕することに成功した。

 この関係筋の人物によると、被害女性による容疑者の確認が行われ、本件の捜査は刑事裁判所に移されることとなったという。キャフリーザク検察庁でさらなる捜査を行うことが決定し、その他の逃亡中の容疑者らの発見・逮捕を命ずる司法命令が、刑事警察第9基地に下った。

前科もちの犯罪者たち

 刑事警察第9基地の捜査官らによる事件の捜査では、まず逮捕されたモフセン容疑者に対する取り調べが行われた。同容疑者はその中で、自身とその友人たちが若い女性を沙漠に連れ出し、そこで暴行を行った事実を認めた。

 容疑者のこの自白を受け、同容疑者の共犯者らの身元が特定、警察は他4名の容疑者(スリの前科があるマーシャッラー容疑者、窃盗の前科がある悪人モハンマド容疑者、前科もちの悪人ハサン容疑者、及びダーヴード容疑者)が隠れ家にいるところを突入捜査により逮捕した。

 関係筋はジャーメ・ジャム紙に次のように明らかにする。「犯人らが逮捕され、悪魔の罪を犯したことをはっきりと認めたことを受け、彼らの身柄はキャフリーザクの○○課に移されて、取り調べが行われた。ところが、マーシャッラー、ダーヴード、モハンマド、及びハサンの4容疑者は同課の判事の判断により、無条件に釈放され、残りの1名の容疑者だけが拘置所で拘留されることになった。結局この容疑者も、ある弁護士に〔保釈金として〕2千万トマーン〔約200万円〕を支払い、身分証明書のコピーを提出して、釈放の手続きを取り、すぐに拘置所から出所してしまった」。

 ジャーメ・ジャム紙事件部担当記者らの取材によると、容疑者らはバーゲルシャフル地区やその周辺の団地で活動する悪党どもだとのことである。

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( 翻訳者:斉藤正道 )
( 記事ID:17906 )