雪で4人遭難は村人の嘘「道路の除雪をしてほしくて・・」
2009年11月23日付 Milliyet 紙

リゼ県イキズデレ郡で今朝(23日)関係者らを通報し,アンゼル高原で身動きがとれなくなっている人達を救助しに出かけた4名の近親者と連絡がつかなくなっているとしたラティフェ・カン氏の主張が、嘘であったことが明らかになった。

ナディム・アクメシェ郡長は、アンゼル高原で身動きがとれなくなったされたジェヴァト・カン氏とその親戚らがチチェクリ村にいたこと、そして山道を除雪してもらうために嘘をついたことを明らかにし、必要な法的手続きを始めると話した。

今朝(23日)、電話で憲兵を呼んだラティフェ・カン氏が、父のジェヴァト・カン氏がアンゼル高原で100頭の羊とともに身動きが取れなくなったと言って電話で助けを求め、さらに母のアリイェさん、兄弟のヒュスニュとエロル、伯父イフサン・カンの4名が日曜(22日)の朝8時に出発したが、彼らから一切連絡がつかなくなったと話し、救助を求めた。

これを受けて郡庁が行動開始する一方、村落支援組合のメンバーが、積雪で埋もれた山道を開通する活動を始めた。しかし活動を開始したあと、ラティフェ・カン氏が、今日(23日)午後に父ジェヴァト・カンが高原から電話をかけてきて、母や他3名と会い、もう少しで戻ると伝えてきた、と連絡してきた。

しかし、事件後の調査で前述のジェヴァト・カンと他の人々がアンゼル高原ではなく、約8キロふもとに位置するチチェクリ村にいたことがわかったと説明したカルカンデレ郡とイキズデレ郡のナディム・アクメシェ郡長補は、「事件の知らせを受けて、我々も心配していた。しかしそのあと行われた調査の末、この人達はアンゼル高原ではなく、チチェクリ村にいたと知った。彼らは山道を除雪してもらいたくて、こうしたことをしたということだ。必要な調査を始め、法的手続きを行う予定である」と話した。

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( 翻訳者:木村納菜 )
( 記事ID:17932 )