イエメン・ホースィー派危機解決に向けスーダンが和平提案
2009年11月24日付 Al-Ahram 紙

■ サーリフ大統領、ホースィー派危機解決に向けたスーダン提案に同意
■ イエメン軍、サアダとスフヤーンに進軍、反乱勢力の攻撃を鎮圧

2009年11月24日付アル・アハラーム紙(エジプト)アラブ世界面

【ジッダ:イブラヒーム・アル=バヒー】【サヌア:イブラヒーム・アル=アシュマーウィー】

 イエメン政府とホースィー派反乱勢力との危機解決に向け、スーダンのウマル・アル=バシール大統領が和平案を提起したとスーダン筋が明らかにした。一方でイエメン政府は昨日もサアダ県の戦闘地点で進軍を続け、ホースィー派反乱勢力を一掃するためのローラー作戦を継続している。

 また、サウジアラビア空軍もジャバル・ドゥッハーンおよびジャバル・ルマイフのホースィー派拠点に空爆を続行しており、サウジ領内に潜入したホースィー派が山腹に設置したカチューシャ砲発射台を複数破壊した。

 スーダンのムスタファー・ウスマーン大統領顧問は、イエメンのアリー・アブドゥッラー・サーリフ大統領がスーダンのウマル・アル=バシール大統領によるイエメン紛争解決に向けた和平提案を歓迎したことを明らかにした。ジブチとエチオピアの各外相を含む訪問団の一員として二日目にサヌアを訪れたウスマーン顧問は、イエメン問題解決に向けた仕組みを作るためのバシール大統領提案に、イエメンのサーリフ大統領が同意したと述べた。

(後略)

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( 翻訳者:山本薫 )
( 記事ID:17934 )