政治リーダーたちはバイラムのメッセージで「問題解決」いついて指摘した。ギュル大統領は政治リーダーたちに感情をこめて丁寧に呼びかけながら「議論する際は非建設的であってはなりません」と語った。一方で、デニズ・バイカル氏のメッセージはマーティン・ルーサー・キングの有名な「私には夢がある」というスピーチを思い起こさせた。
アブドゥッラー・ギュル大統領: トルコは偉大な国家でありトルコ国民も偉大な国民です。この偉大さの中に多様性があります。しかし、トルコが持つこの多様性は決して分裂要因として見てはなりません。
共和人民党(CHP)デニズ・バイカル党首: 私には夢があります。貧しい人が宗教を利用する人たちの罠に落ちずに助け合うことです。皆が自分らしさを名誉のようにして持つことです。イスラムと共和制や民主主義、世俗主義、自由な女性の考え方が最も良い形で融合している我々のトルコでバイラム(祝祭日)をバイラムとして祝いましょう。
民族主義者行動党(MHP)のデヴレト・バフチェリ党首: 不和の種をまくことが望まれたのですが、友愛の絆で種から差異の葉を出さないよう皆が意識的、常識的な行動をとらなければなりません。
民主市民党(DTP)のアフメト・チュルク党首: 堂々たる平和の環境が整えられることで本当のバイラムを過ごすことが可能となるのです。
民主党(DP)のヒュサメッティン・ジンドルク党首: 共通の信仰と伝統、喜びと悩みが何百年とさかのぼる長年の文化の蓄積の中で同じ心の動きでもって分かち合われてきた地は、「不可分の一体性」といわれる歴史的事実の美徳を携えています。
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( 翻訳者:富田祐子 )
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